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細身のハチで巣は蓮の実のような形です。攻撃性はスズメバチに比べると低く、毒も弱いですが、比較的低い物陰に営巣するため、洗濯物に紛れ込んだり、部屋に侵入してきたりして刺されることがあります。
攻撃性の高いものが多く、巣に近づいたりするだけで襲って来る場合があります。毒も強力で急性アレルギー反応（アナフェラキシーショック）を引き起こすことがあります。
特にお盆以降のハチは大変危険です。
日本ではニホンミツバチとセイヨウミツバチの２種が生息しています。巣に危害を加えたりしない限りは襲ってくることはありません。蜜がたれてきたり、オオスズメバチが巣を襲いにくることがあります。ミツバチのみ、数年同じ巣を利用します。
ハチに刺されないようにするには！
ハチの巣に近づかないことはもちろんのこと、ハチが近づいてきた場合、手で追い払ったりしてはいけません。
じっと動かないのが一番です。ただし、９月頃になるとスズメバチは攻撃性が高くなり、巣の近くを通っただけで攻撃してくることがあります。また、黒の色やヘアスプレー・ヘアトニック・香水などの香りに反応して攻撃してくることがあります。そういった場合は、可能な限り迅速に現場から遠ざかります。また、どのような殺虫スプレーでもよいので、持っている場合はハチにむけて噴射して下さい。（※スズメバチの巣にむけての殺虫剤の噴射は危険ですのでおやめ下さい。）
ハチに刺されたら・応急手当
1.刺された患部周辺を指で押すか、毒吸引器を用い、できるかぎりハチ毒を体内から出します。
抗ヒスタミン剤含有の副腎皮質ホルモン（ステロイド軟膏）があれば塗って下さい。可能なら刺された患部を水で冷やすとよいでしょう。処置後、病院にて診察を受けて下さい。
2.ショック症状が現れたら直ぐに病院へ。
震え、発疹、流涙、せき、嘔吐、下痢等の症状が見られる場合は、一刻も早く医師の手当てを受けるようにします。病院までいけないと思った場合は迷わず救急車を呼んで下さい。
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